取材事例 カルチャー マクアケの取り組み②

気持ちよく巻き込まれるコミュニケーション
マクアケは各社員の振るまい がカルチャーの体現になると捉えている。「ビジョン、ミッション、バリュー(価値観)を骨組みとしてそこから発生するマクアケのメンバーの一人ひとりの振る舞いがカルチャーの実態だと思っています。弊社ではこの骨組みをベースに『どのように振る舞うのが組織として正としているのか』につき、施策や評価制度を含めたさまざまな機会や手段を使って伝えて共通認識としています。」能城氏
カルチャー専任の部署を置いている企業事例は少なく、カルチャー醸成の役割を担う大変さも推察されるが、同社ではこれまでの取り組みを次のように振り返る。「ビジョンやカルチャーを前面に出し過ぎたり、その伝え方を間違えると考え方の押しつけのように捉えられてしまう可能性があります。社員の皆さんに“気持ちよく巻き込まれてもらえる”コミュニケーションが重要だと思います。現場の声を積極的に吸い上げ、それをベースに施策を考えた方が効率的だとも感じています。マクアケはビジョンドリブンの会社です。マクアケは創業メンバーが3人います。その全員が組織づくりにおいてカルチャーは大事だと捉え、ビジョンを中心にカルチャーを作っていくという共通認識を持っていたことがキーポイントだったと思います。この明確な方針を基にカルチャー専門チームが設置され、各施策を運営しています。このような会社が大事にするものの軸を全社で共有し、そこからは絶対にぶれないことが重要だと思います。」能城氏

※月刊人事マネジメント記事(2021年11月号)を再構成して掲載。肩書き、内容等は取材時のもの。

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