イノベーションとダイバーシティ経営の鍵となる『企業カルチャー』

イノベーションや事業創造に力を入れる企業が増える中で、企業カルチャーの重要性が増している。これまで先進企業を数多く取材するなかで感じたことの1つが成長している会社や起業家を輩出するような企業はカルチャーを大切にしていることだ。日本を代表する大企業でもイノベーションの促進を目的に「カルチャー変革」に挑む会社が出始めている。
 起業家を輩出し事業創造でも名高い企業の取材では、事業創造人材を育成する制度や事業が生まれる仕組みを持っており、その前提となる企業カルチャーを大切にしていた。その継承に並々なら努力を重ねていたことが印象的だった。
働きがいNO.1の定評がある企業への取材ではカルチャー醸成を担う「CCO:チーフ・カルチャー・オフィサー」を新設し社員の働きがいを高めていた。
ダイバーシティにおいても企業カルチャーは大切だ。外国籍社員の活躍で成長を続ける企業は「マイノリティを作らない」風土醸成に力を入れていた。このようなカルチャーは採用面でも優位に働き、グローバルでの人材獲得に成功し、さらなる事業成長を図るという好循環を生み出していた。
「企業文化は戦略に勝る」という言葉があるが、これまで以上に企業カルチャーの重要性が高まると感じており、チーフ・カルチャー・オフィサーや企業文化の醸成を担う人たちの役割は採用、社内コミュニケーション改革、企業ブランドなどの面で大きくなっていくと考える。

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