イノベーションにも活用できる料理イベント
インフォコムが実施したような料理関連のプログラムはイノベーションや創造性の重要性が高まる中、様々な効果が期待できる。例えば先進的な事業を手がけ、外国籍社員を多く雇用している企業でも料理イベントを実施し効果をあげている事例がある。各国から来た社員が自国の料理を作り振る舞うことで社員同士のコミュニケーションが深まり、それぞれの国の関心・理解などにもつながる効果もあった。特に何かを創ることに興味関心の高い外国人エンジニアにとっては好評だったという人事担当の声も聞かれる。
社内コミュニケーションの重要性が高まる中、料理を切り口とした育成や施策は多方面で活用でき、個人やチームが創造性を養いイノベーションを愉しむ育成プログラムとしても有用性は高いと考える。
※引用:月刊人事マネジメント2016年2月号記事を再構成して掲載。(記事中の内容、データ、肩書等は取材時のもの)