取材事例:働き方改革 ガイアックスの取り組み②

海外からリモートマネジメント
ガイアックスで働き方改革の先駆的な役割を果たした部署のリーダーのマネジメントスタイルはスポンサーシップ型だ。このリーダーは海外に住みながら日本のメンバーをリモートでマネジメントをしている。(※コロナ渦の現在、日本に滞在中とのこと)
毎日、Web会議等で自由に話せる時間を設けてメンバーとのコミュニケーションを図っているが、リモートワークでは社員の孤独感の軽減やメンタルヘルスの配慮は重要だ。在宅勤務では雑談の有用性も指摘されるが、このリーダーのように一定時間、部下とのコミュニケーション(雑談含む)のための時間を作ることはマネジャーにとって大変な部分はあるが、チームの生産性向上などメリットは少なくない。部下は相談したいときや話したいときだけ上司とオンラインでつながることができるので安心感にもつながる。
ガイアックスには率先して自由な働き方をする役職者が少なくない。例えばリモートワークと親和性がそれほど高くない経理部長なども自由な働き方で好きな旅行も楽しむというワークスタイルを実現させている。このように職場で自由な働き方を具現化する上司の存在は部下の働き方にも良い影響を及ぼす。メンバーもリモートワークがしやすくなるなど働き方改革が社内で浸透するという好循環を生み出す効果が期待できるからだ。役職者自らが柔軟な働き方を実践することが同社の働き方改革成功要因の1つだと考える。

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