<取材事例 イノベーション>「シニアライフ・イノベーション・チャレンジ2020」開催! 

ITイノベーションプログラムで高齢化社会の課題解決を目指す

インフォコムが運営するヘルスケアIT新事業創出プログラム「デジタルヘルスコネクト」は「シニアライフ・イノベーション・チャレンジ2020」を開催する。これは「デジタル技術の進化によって、健康寿命の延伸と介護負担を軽減し、介護をする人・される人が心身ともに快適に暮らすことができる」という目的で実施されるが、高齢化社会を迎えている中で社会的意義の高い取り組みだ。
このコンテストの募集対象企業はスタートアップ企業としているが、大企業の新規事業部門なども応募ができる。審査は書類選考、1次と2次のオンラインでのピッチ後、通過者に対してメンタリングプログラムを実施。ここで事業計画やサービスや製品のブラッシュアップを図り、最終的にピッチイベントに臨み最優秀賞他を決定するというのが基本的な流れだ。
最優秀賞を受賞した企業はインフォコムや協賛企業などの支援など受けるのが基本で、具体的には共同での製品開発や受賞ベンチャー企業に対する営業支援、資本提携などの検討が行なわれる。最優秀賞を受賞した企業は米国でプレゼンできる仕組みを導入しているのが特長だ。(本年は、コロナの為、米国での関連イベントへのエントリーはないとのこと)
「デジタルヘルスコネクト」はシニア市場関連のビジネスコンテスト開催などの活動を行う米国の団体と連携している。その関係から日本での受賞企業を米国へ送り込むなど国際的なイベントでの発表機会の提供が可能となっている。「海外では日本が介護や高齢者への取り組みとして最も進んでいる国という認識を持っています。そのため日本の企業がどのよう取り組みをやっているのかは各国興味津々です。米国でピッチイベントに参加する日本企業は世界的にも注目される機会になります。」インフォコム オープンイノベーションセンター長 城野洋一氏

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