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異文化マネジメントの専門家が語る「グローバル人材育成」の秘訣

グローバル人材の育成を課題とする企業は増えている。異文化マネジメントの第一人者である株式会社ダイバーシティ・マネジメント研究所の河谷隆司氏はグローバルビジネスで活躍する条件として「自社の魅力や自分の仕事のやりがいを相手に伝える」重要性を挙げた。
「企業の歴史」「創業者の想い」「競合他社との違い」などの自分の会社について発信する力、そして「仕事で大事にしている価値観」などを自身の言葉で語ることが、外国籍社員の信頼感を得ることにつながると河谷氏は話す。「特にアジアでは直属の上司のために働くという傾向が強いので、マネジャーの個人的な魅力が重要になってくるのです」
 さらに河谷氏は海外現地法人のマネジメントにはカウンセリングやコーチングの習得の重要性も強調する。外国人部下の話をしっかりと聞く時間を設けることは生産性をあげることだけでなく、離職率低下の効果も期待できるとも言う。
「アジアでは親の病気、子供の成績など個人的な悩みを引きずって出社するような社員も少なくありません。そのような人たちに対して、叱咤激励だけでマネジメントするのは難しく、悩みを聞く時間を作ることが現地の外国籍社員のパフォーマンス向上には欠かせません。そのため例えばインドではコーチング、カウンセリングをしない上司は、いくら仕事のできる上司であっても、いいボスとして通用しないのです。悩みやぐちなども含めた相談ごとに膝をつきまわせて話し合うマネジメントスタイルが海外における“グッドボス”なのです。」
河谷氏が海外赴任前トレーニングとして提案するのが、「自分の会社の最も好きなところを語る」3分間スピーチだ。
 入社してから自分の職場が良いと感じた事例、あるいは仕事で自分が大事にしている価値観などを相手が外国人だと想定してスピーチするトレーニングである。ポイントは「自分の事例(体験)の中から、実感をもって語ることです。」と河谷氏はアドバイスする。
「昇進のチャンスや報酬で外資系や新興国の地場企業にも見劣りする日系企業。私たちは日本企業が戦後ここまで来ることのできた国際競争力の源泉、原点に帰る時がきました。それは実は自社の中に眠っているのです」との氏のメッセージは響いてくる。
外国人と接すると、日本の歴史や文化について質問されることは多い。ビジネスパーソンであれば外国籍社員に自社の歴史や文化などを質問されたときに、自分の会社のことをきちんと相手に伝えることができるかどうか。これが海外で活躍する条件の1つとして重要となってくるということだろう。
 

 

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